2017年 02月 22日

世界には、まだまだ知らないことがいっぱい! 世界の記念日や歴史的な出来事を通じて英語を学ぶ!

記念日をのぞくと、世界共通の課題や各国の歴史が見えてくる!

みなさんは、今日が何の日か知っていますか? ふだんはあまり気にとめることがないかもしれませんが、1年のどの日も、世界中の人々が生きてきた歴史が刻まれた記念日です。中には、国際連合(以下、国連)が制定する国際デーや、各国で祝祭日として制定されている記念日もあります。

例えば、3月22日は「世界水の日」です。
世界には、急激な気候変動による水不足に苦しむ地域や、大雨による水害になやまされる地域などがあり、水をめぐるさまざまな課題があります。
1992年、ブラジルで「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」が開催され、水資源を守る重要性がさけばれました。
翌1993年に、国連総会本会議において、毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されました。
この日は、誰もが安全な水を使えるよう世界中の人々と考える日です。世界のさまざまな国で水資源の持続可能な開発・保全の実施を広めるための会議や展示会などが開かれています。

このように記念日を掘り下げてみると、制定されるに至った背景や世界共通の課題などが見えてきます。

世界共通の課題について考え、問題の解決に向けて世界の人々とともに行動するためには?

世界にはさまざまな課題が山積しています。問題を解決するためには、世界中の人々と行動していかなければなりません。
言語の異なるさまざまな国の人々とともに行動するとき、大きな助けになるものの一つが英語です。
   
2020年から、小学校では中学年から外国語活動がはじまり、高学年では外国語が教科化されます。世界が抱える課題について知り、自分も何か貢献したいという大きな目標をもつことができれば、英語を学ぼうという意欲につながっていくのではないでしょうか。

『英語で学び、考える 今日は何の日around the world』

『英語で学び、考える 今日は何の日around the world』は、世界のトピック(記念日や歴史的な出来事)を「平和」「人権」「環境」「異文化理解」の4つの観点で取り上げ、紹介した本です。
トピックを通じて世界の課題について学びながら、関連する英語表現も学べます。

トピックを月ごとに一覧にした「トピックページ」と、1つのトピックを取り上げて詳しく解説した「ピックアップページ」で構成されています。

▲トピックページ

▲ピックアップページ

日々の授業に学びをプラス! 『英語で学び、考える 今日は何の日around the world』を英語の授業で使うには?

例えば、授業のはじめに使ってみるのはいかがでしょうか。
英語の授業は,

(例)
Hello, everyone.
How are you?
What's the date today?
What day of the week is it today?(What day is it today?)
How's the weather today?

といったあいさつで始まることが多いですよね。
あいさつ表現のやりとりは、授業開始の合図になり、子どもたちの口慣らしや反応の様子を確かめたりするのにもとても効果的です。
ただ、毎回同じパターンになり、子どもたちの反応が鈍くなってしまうこともあるのではないでしょうか。
   
そこで、いつもの流れに“What day is today?(※注)”(今日は何の日?)の表現をプラスしてみるのはどうでしょう。

(例)
Hello, everyone.
How are you?
What's the date today?
What day of the week is it today?
How's the weather today?
So, what day is today?

この本では、子どもたちにあまりなじみのない国やその記念日も積極的に紹介しています。今日は何の日かの答えを伝えたら、それがどのような日なのか、子どもたちに自由に想像させてみましょう。知らない国や記念日を知ることで、世界に対する興味・関心が高まるのではないでしょうか。
   
ピックアップページで取り上げた日は、そのことについて深く学べる活動も紹介しています。授業展開のアクセントに『英語で学び、考える 今日は何の日around the world』をぜひ使ってみてください。

(※注)
What day is today?の表現が曜日をたずねる表現と混同してしまう場合は、Do you know what day it is today? (今日は何の日か知っていますか。)やGuess what day it is today.(今日は何の日か想像してみよう。)、Today is a special day! What makes it special?(今日は特別な日です。何が特別なのでしょう。)といった表現が使えます。
   
価格等は下記よりご確認いただけます。

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