2016年 04月 08日

言葉は人生の羅針盤。国語辞典を引いて、足跡を記すノートを作る

『小学新国語辞典』の監修者、甲斐睦朗先生から小学生のみなさんへ

新年度の始まり、新しい教科書で新しい学習が始まります。

新しい学年を迎えた小学生に向けて、光村の『小学新国語辞典』の監修者である甲斐睦朗先生から、次のようなメッセージをいただきました。


甲斐睦朗先生

『小学新国語辞典』を引いて言葉の達人になろう
 
『小学新国語辞典』は、小学生の学習のための辞典です。
見出しには、小学生に知ってほしい大切な言葉を並べています。そして、それぞれ、意味や使い方をわかりやすく説明し、例文もかかげています。特に知ってほしい言葉には重要語、最重要語のマークを付けています。
 
本を読んだり人の話を聞いたりしたときに、意味がわからない言葉に出会うと気持ちが暗くなってしまいそうです。そういうときに、『小学新国語辞典』のような国語辞典が力を発揮します。国語辞典で言葉の意味を調べることで、気持ちをすっきりできるのです。
その上、引いた言葉を特別のノートにメモしておくと、そのノートはあなたの人生の羅針盤になるのです。言葉の宝物箱とよぶこともできます。成長した折に読み直すと、メモした言葉のグループから、きっとあなたの生き方の道筋がはっきりとするでしょう。
 
                                               甲斐睦朗


小学校では、いよいよ3年生から、学習の中に国語辞典が登場します。
甲斐先生は、光村の国語教科書の編集委員を長く務めておられる、いわば国語教育のエキスパートです。
新3年生のご担任の先生方、ぜひこの機会に、甲斐先生おすすめの“引いた言葉をメモする特別のノート”を子どもたちにもたせてみるのはいかがでしょうか。

辞典で引いた言葉を、「言葉のノート」に書きためる

ノートの大きさ、使い方は自由です。意味のわからない言葉に出会って辞典を引いたら、その言葉を書きとめます。
国語の授業だけでなく他の教科の授業でも、また、学校の中だけでなく家庭や友達との関係の中でも、知らない言葉に出会う機会はたくさんあります。わからない言葉があればどんどん辞典を引き、ノートに言葉を書きためていきましょう。

甲斐先生のお話にもあるとおり、光村の『小学新国語辞典』では、小学生に特に知ってほしい言葉や、意味・用法を学んで使えるようになってもらいたい言葉を選び、「重要語」「最重要語」と位置付けています。
これらは、子どもたちの言葉の世界をぐんと豊かにする大切な言葉です。
調べた言葉が重要語や最重要語であったなら、そのことがわかるように、ノートにも色鉛筆やマーカーで印をつけるのも一案です。あとで振り返ったときに、「大切な言葉をこんなに学習したんだ」という自信につながります。

「言葉のノート」の示すもの

言葉のノートは、どんな言葉も1冊のノートに書きためていくのがポイントです。ノートがどんどん埋まっていくのは楽しいものです。1冊が埋まったら次のノートに移り、使い終わったノートは捨てずに取っておきましょう。
そうして手元に残ったノートは、子どもたちの学習の足跡を示す大切な記録となります。甲斐先生の言葉をお借りするなら、その一歩一歩の足跡は、振り返ることで先を照らし出す人生の羅針盤となるものであり、まさに一生の宝物といえるでしょう。

新しい辞典を手にして、新3年生はきっとわくわくしていることと思います。その気持ちを最大限に生かして、言葉のノート作りにチャレンジさせてみてはいかがでしょうか。
春はスタートを切る最高の機会です。クラス全員が言葉の達人になることを目指して、言葉のノートを、ぜひ始めてみませんか。

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